2020年の3月10日頃、突然職場の皆が集められ、ディレクターから出勤についての制限事項について話を聞きました。その時は、本当に短期間の『臨時体制』とばかり思っていました。
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当時のサンフランやその周辺は、まだまだCOVID-19の感染例も少なく、皆にそれほどの危機感もなく、むしろ職場がそのような判断を行ったことが時期尚早では?と疑問に思う人も結構いたようです。
その臨時体制が始まって直ぐに、SF Bay Areaの『Shelter in Place』要するにロックダウンが開始されることになり(2020年3月17日開始)、大都市圏は上を下への大騒ぎ💥となりました。
当初は一か月ほど様子を見て、という感じでしたが、その後の顛末は皆様もご存じだと思います。
このロックダウン期間中、米国始め世界多くのエリア(特に都市圏)に住む『おひとり様』に、孤独からの鬱などメンタルヘルス面でかなり深刻なダメージが報告されています。
私周りの一人暮らしアメリカン同僚、先輩達は、普段から社交に勤しんでいる人が多く、休日ともなれば友人達とカフェ、ピクニック、テニスだハイキングだBBQだとアクティビティに大忙しの方達ばかりで、休日=爆睡三度寝💤な私とはまぁ・・・別世界の住人達でした。
彼らのロックダウン中の様子は、正直こちらが心配になるくらい憔悴し、それに反比例してサイズが大きくなっていきました。ロックダウンほぼ終了後に出勤してきた彼らを見て内心「えええっ?!💦」と焦ったくらいです(オンライン会議では分からない)。
確かに、友人とのコミュニケーション=リアルでお付き合い、という定義であろう彼らにしてみると、ロックダウンでそれが断ち切られ、オンラインでの会話くらいでは癒されない様々な事が積み重なり、ましてや「一人で何かをする」事に慣れてないのでしたら、それはそれは大変だったろうと思います。
日本であっても、普段から一人は苦手、誰かと自宅じゃない場所で過ごす事がその人にとっての癒し♨になっているケースも多いでしょうから、ロックダウンに近い生活を続けると、肉体よりも先に精神がやられてしまいますよね😅
私は元々『一人好き』で、パートナーや友人付き合いがあっても、相手も一人で行動出来る人だったら問題ない~、という感じでした。ただ今回のロックダウンのように長期間一人きりで過ごす、というのは初体験でしたので、どんなものかとそれなりに覚悟はしていました・・・が、
全然問題ありませんでした🤣
というか、今も基本職場以外はおひとり様行動ですし、リアルで人と交流しないのも全く問題なく、影響も受けていません。
むしろ、職場の面倒なパーチーとか集会などに参加しなくていいので「ラッキー!イェイ👍」などと思っている始末です。
寂しい、とか、孤独、とか、ぼっち、とか・・・いや~~全然ありませんでした。何なんだ自分。
前々から『おひとり様バンザイ』体質💥だなぁ、とは思っていましたが、このロックダウンで益々実感したのでした。
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