ここ数年で、人間関係の大幅な刷新を行いました。パンデミックを通して、誰しも似たような経験をされているのでは、と思います。
[Photo by Egor Myznik on Unsplash]
私自身が小さい頃から少々不思議な経験をしてきている事もあり、超常現象、オカルト、宇宙人関連、陰謀論等にも特に抵抗がなく、『別次元のストーリー』『ひとつの可能性』といった感じでそれなりに楽しんでいましたし、パワーストーン等の宝石関連は大好きでしたので、それらを通して交友関係にバリエーションが出たことは当然の成り行きでした。
ただし、昔も今も「世界は闇の存在に支配されている」とか「全人類は操られている〇〇だ」とか「あなたは世界を救う使命がある」などの所謂『真実に目覚める』系は大嫌いです💥これは(スピ系にも多いですが)、引っかかる人の承認欲求とかエゴを限界まで引き上げる言説で、これを語る人達の選民意識や特別感が自分とは全く相容れないので、これを聞いたら即撤退させて頂いております💨
なのでこちら米国で流行りまくった『Q』とかその周辺には完全ドン引き💥で、私と交友関係のあった方々の中にも見事にこれにハマってしまい、実際に米国に住む私よりも日本のQ関連情報の方を丸っと信用するようになった人達も出て来たことで、冒頭の刷新✨に至った次第です。
数年前からの一連の流れを見ていて思ったのが、これらの情報(Qにせよ極端な反ワクやロシア応援にせよ)をスピ系サイドで拡散する方々というのは、
常に不安を煽る
ことです。
「あなたは、この国(日本でも米国でも何でもいいです)の真実を知らない」などと言われると、誰もが「え?!」と不安になるでしょう。
闇が支配している、世界のメジャーな報道はウソ(プロパガンダ)しか流さない、我々は操られている、云々・・・まぁ毎日毎日不安を煽ってくれていますよね😅
それに引きずられて、心配だから余計に変な動画とかメジャーにならない情報ばかりをチェックするようになる→それらは大抵が不安材料だったりする→益々不安になり行動がエスカレートしていく
・・・米国で『Q』にハマっていった人達のパターンが正にこんな感じで、普通の主婦が(パンデミックで暇だったことも手伝って)1日15時間以上動画漬け💥になっている、それもQ情報ばかり、というレポートもありました。
日本でも似たような方達がいらっしゃるかと思います。
私が知っている『ソッチ系にハマった人達』というのは、私が見る限り「不安が好き」なのだとしか思えません。
彼ら彼女らは、口では「幸せで平和な世界を目指したい💖」と仰いますが、常に人の心を不安にさせるようなニュースばかりを拾い、こちらが普通の話(料理のこと、趣味のこと、たわいない話題)を振っても「それどころじゃない!あなたは世界の一大危機が見えていないのか?!」とまるで自分が最前線に立っているかのごとく殺気立っています💧
私自身は、世界が例え闇や鬼に支配されようが、自分のやりたい事をやって美味しいもの食べてハッピー🌈でいたいですし、まず世界が云々言うより自分、だと思っています。自分のコンディションを整えること、自分がこの世界の生活を『楽しむこと』が大切なステップだと考えているのです。
それでふと思ったのが、不安感ってある種のアドレナリンのようなモノを生成するのかな、と。
平和、静けさ、穏やかさは安定していますが、不安、焦燥などは落ち着かない。もしかすると、『真の安定(自身の心の安定)』を知らないから、何もしない事が却って自身を落ち着かなくさせる、それよりも世界・世間という大きな場所が不安定な方が自分の気が紛れる→自分の立ち位置が出来る→居場所が出来たようで安心する・・・まさかね💦
幾重にも矛盾💥がありますが、世間の不安とか陰謀論的なもの、世界危機(スピ系などの)に活き活き(?)活動する人達って結局、不安好き・・・不安というプラットフォームを土台にして自分の立ち位置を確立させている、ことで逆説的な安定感を生み出している、と考えましたが、いかがでしょうか。
私はあまり関わりたくはないジャンルですが、つい最近までそれ系の人達の考え方や行動に悩まされていたので、少しまとめてみました。
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