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My Place

 本日こちらは母の日(8日)💐で、スーパーもいつもより沢山の人達で賑わっていました。私はあまり祝日扱いにはしていませんが、こちらでは他の記念日以上🎉に盛り上がる1日のようです。


実家の両親は、今も元気で特に問題なく(持病等はありますが)過ごしており、私にとってはそれが一番ありがたい事です。パンデミック時は特にそうですが、「簡単に行き来出来ない」事が分かっているので、病気や怪我には出来るだけ気をつけて頂くこと、もし何かあったらもうそれは『寿命』だろうなぁ、と常々覚悟はしています。

日本に居た頃はずっと両親の家で暮らしており、現在も帰省となったら子供時代の自分の部屋があるその家に滞在することになります。ただ、私はこれまで自分の生まれ育ってきた場所に対して『望郷の念』を感じたことが一度もありません。

自分は異常なのでは?と思ったこともありますが、懐かしい〜(主に昔の思い出とオーバーラップさせる時など)と感じる風景はあっても「帰りたい、戻りたい」と思ったことは全くないのです💧


それと同時に、私は昔から『自分の場所』はないもの、という諦め🍃に近い感覚がありました。これは小さい頃からそうだったのですが、自分の家、自分の居場所、などの物理的なナワバリ、安全地帯は自分にはない、と感じていました。

両親と住んでいた家も、自分の居場所ではなく(両親とは仲良いです)両親の家でしたし、「ここはキミの故郷だから〜」みたいな事を、両親が私に言うのも違和感しかありませんでした。故郷って何??という感覚でして、名曲『ふるさと』を聴いても歌っても全くピンとこないのです。


その感覚は渡米後もあまり変わらず、NYCでもSFに移ってからも自分の感覚としては常に『仮住まい』です。

今の部屋に引っ越す前に住んでいたアパートでは、15年以上猫二匹と過ごして客観的には「根を下ろして〜」な感じに見えていたかと思うのですが、実際は生活の殆どを音楽活動に費やして、部屋は私というより猫達のためにあるようなものでした。自分にとってはほぼ寝るためだけの部屋という感覚で、インテリアなどにも興味はありませんでした。

現在の部屋は、これまでの30年ほどの在米生活では一番「落ち着く♨️」場所です。気が向いたら模様替えしたり、家具の配置や雑貨の追加、更には前より掃除にも気を使うようになりました。仮住まい感覚は相変わらずなのですが、その仮住まいを居心地良く楽しもう♪という前向きモードになっています。


数年ほど前でしたか、自身が持っていた長年の放浪感(望郷の念を抱く対象が分からない感覚)の果てに、自分の居場所(Home)は自分の内にある、という悟りのような感覚を得た事がきっかけで、今の仮住まいを楽しむ感覚に落ち着きました。

自分こそが自分のHomeである、と感じることで、今後はどこへ行っても、何をしても、どうなっても大丈夫という安心感、安定感が生まれ、現在のおひとり様ライフを心から楽しんでいます🌈

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