30 Years

 今日（こちらの6月14日）は、な〜んと私の渡米30周年記念日！！です（さっき気付いたw）。

[Photo by Joy Memon on Unsplash]

1992年の6月14日、生まれ育った大阪を出てニューヨークの音楽大学へ進学するために旅立ちました。その時思っていたことが「多分、多分だけどここ（日本）には戻ってこない気がする」・・・はい、30年後の今も絶賛在米生活です😅

それでも、音楽大学を卒業する年に『卒業後の選択肢✨』の一つとして日本帰国をマジメに考えていたことはあったのです。

5年に渡るNYCでの大学生活（途中で専攻を変更してやり直したので5年でした）で米国にはある程度慣れましたが、同時にこの国の習慣とか価値観とか人間関係とか、まぁ個人として「相容れない」と感じることは多く、異国大都会での生活にも非常に疲れていたのでしょう。

幸い当時は東京に音楽関係の知り合いが複数いてコネ作りの強力なサポートがあったので、半分以上乗り気で日本への帰国永住、その際の音楽活動を模索するため東京でしばらく滞在し、有名人含む複数のミュージシャンや業界関係の方々にお会いしたり、セッションに参加したりしました。

滞在期間は短いものでしたが、自分がたった5年のNYC生活で様々な感覚が「アメリカ慣れ」してしまい、後戻り出来ない、少なくとも日本には住めない、と大きなショックと共に自覚したことを今も覚えています。

アメリカンと言えるほど米国にも馴染んでいない、日本人と言うにはもはや感覚が違い過ぎる・・・私は一体誰なんだ？！何者？！

この『自己を探す旅』に、それから約20年を費やすことになりました💥

勿論、この世界に生きる極々一般の人間として、自立して生活も回していかねばなりませんので、それらを全部ひっくるめて「自分は何なのだ？！」を考えながら、音楽活動をメインにジタバタ〜〜！！と生きてきました。

日本を発って30年後、まぁ当初の自分が夢見ていたポジション（スター✨とか？🤣）とはちょーっと違いますが、自分自身としてはかなり満足、とてもハッピー💓で、現状にひたすら感謝しています。

物理的には家、仕事、人間関係、全て特に問題なしどころか過分に恵まれています。美味しいものを食べ、欲しいものや行きたい場所、やりたい事はそれなりに実現出来ます。

精神的、霊的にもある程度自分の『天命』を肌感覚で理解していますし、自分という個性と向き合うことの面白さを実感し、それを通じて他者と関わることの刺激を楽しんでいます。

自分、結局やりたい事をやりたいようにやっとるじゃん！！🎉

30年前の今日、大きな希望と夢と、同時に抱えきれないほどの不安感と共に日本を飛び立とうとしていた私。

今の私の時点から、あの時の自分に心からのエールを送りたい。

そして「大丈夫だよ。貴女はそのままやりたい事をやり続けなさい。諦めないで！」と声をかけたいと思います。

一つ、オカルトwな話を。

NYCでの生活が本当〜〜〜に苦しかった💦頃（渡米して数年経った頃でしたか）、もう諦めようか、いっそ死のうか、と思ったくらいシンドイ時期がありました。その時、未来？の自分に向かって心で叫んだことがあります。

「私はこの先どうなるの？！もう終わりにした方がいいんじゃないか？！」

・・・しばらくすると、頭の後ろの方からでしたか、小さい声が聞こえてきたのです「貴女は大丈夫。今のままでやりたい事を続けて」。

つきものが落ちたような放心状態になり、その後、その言葉をずーっとどこかで支えにしてきました。

あれは、当時『未来』であった『今』の自分だった、と最近気付いた💡のです。

あの時諦めなかった自分がいたから今の私になった。あの頃の自分が考えていた自分以上に自分らしい自分になっている私が『今』いたのです。

私はこれからも過去の自分に声をかけ続けます、「大丈夫だよ、無理しないで、好きな道を進んで」と。

それが今の自分を作っている・・・過去は変えられる、つまり今を変えるのは過去なのです。物理的な事象は変わらないかもですが（マンデラエフェクトもあるので、最近は本当にアヤシイw）、そのエネルギーは過去であっても変えることは出来るので、そこを変えることで現在、未来における自分がエネルギー的に変化することは確実になります。

あっという間の30年でしたが、今の自分が存在していることに感謝だなぁと改めて思いました🌈